ゲルニカって・・・?
毎年4.5歳児は、くじらゲルニカに参加しています。
ゲルニカとは、ピカソが描いた絵の作品名です。
スペインのゲルニカ地方で起きた空爆を題材に描かれた作品なのですが、のちに反戦や抗議のシンボルとなりました。
社会福祉法人くじらでは、くじらゲルニカを平和の象徴と捉え作品作りを通して子どもたちと平和について考えています。
くじらゲルニカは、県内外にある法人の4.5歳児が参加し、一人ひとりが作ったパーツを繋ぎ合わせて大きな1つの作品を完成させます。
たくさんのお友だちと力を合わせて1つの大きな作品をつくることにより、遠く離れているお友だちとの繋がりを感じることや、周囲の人と協力して達成するこの大切さを知ることも目的として行っています。
先日、そら・つき組の子どもたちに、くじらゲルニカに参加することを伝えました。
去年参加していたつき組さんはイメージできている様子でしたが、そら組さんは“ ”
みんなで力を合わせて大きな作品を作るんだよ!と伝えてもなかなかイメージが湧きません。
子どもたちは、大きな作品と聞き『大変そう…』『そんな大きいの(作るの)無理だよ』と口々につぶやいていました。
でも、『チームくじら(子どもたちにわかりやすいようくじらゲルニカに参加するお友だちをチームくじらと名付けました)にはお友だちがたくさんいて、約600人もいるんだよ!』と日本地図でお友だちのいる場所や600人のお友だちがどのくらいたくさんいるのか、イラストを用いて見せるとびっくり
遠くてなかなか会うことはできないけど、たくさんのお友だちがいるって素敵だね!
そんな話しに、子どもたちはびっくりしたりワクワクしたりと大忙し どんなお友だちがいるのかな…と想像し目を輝かせていました
そして、『チームくじらのお友だちと、力を合わせて大きな作品を作るってどうかな?』と再度伝えてみました。
すると今度は『やりたい 』『(お友だちも)笑顔になりそう 』とさっきの雰囲気はどこへやら。
1人では難しそうなことも、みんなで力を合わればできる気がする・・・たくさんのお友だちにパワーを貰った様子でした。『なんだか今日やりたくなっちゃったぁ~』そんな嬉しい言葉も。
作品作りが今から楽しみです
ゲルニカのお話はまだ続きます・・・